我が家の携帯事情
政府に脅しをかけられて、料金を簡単に引き下げるのもどうかと思う今日この頃。
『今までの料金体系は何だったんや?』『結局大手3社とも同じ料金やんけ!?』『”ahamo”ってバカにしてんの?』と、敢えて関西弁でツッコミを入れたくなる気持ちは皆同じ。どうせ自民党・政府と打ち合わせ済み、官邸お得意の忖度出来レースなんでしょうけどネ。これで真っ当な競争原理が働くとは到底思えないけれど、いずれにせよ安くなるんだから文句を言う必要はないのでしょう……。
我が家の携帯3台は、僕のも含めてつい先日までいわゆるガラケー。僕の場合、通話9.8割・SMSなどが0.2割の使用割合ですから、廻りの人に何と言われようが『ガラケー最高!』って感じで、スマホの必要性を全く感じていませんでした。
しかしながら……結論から先に言うと、僕も含めて我が家の携帯3台は不本意ながらスマホになりました。やはり時代には逆らえません。
ドコモショップとの確執
時を遡る事今から5年以上前の出来事……。
20年以上ドコモユーザーとして過ごしてきた僕は、更新時期にドコモショップの詐欺まがいのやり方に疑義を唱えるも、何だかんだでショップと大喧嘩(笑)。ドコモ北海道の社員さんまで巻き込む大騒動に至りましたが、結局納得のいく説明もないまま、ショップ店長の「大変ご迷惑をお掛けしました、最終的に全て無料で…」の『コイツメンドクセーナ』的なやっつけ発言に嫌気がさしてドコモを解約。
そんな経緯があって、不本意ながら3契約ともソフトバンクへ変更したわけです。あくまでガラケーで(笑)。auへの転出も考えましたが、その時にソフトバンクで『ガラケー乗り換え割』っていうのをたまたまやっていたので、3年縛りの契約がどうかと思いましたが、ソフトバンクと初めて契約。その後に2年契約の縛りで更新した筈でしたが……。
ソフトバンクショップとの確執
時を遡る事今から2か月ほど前の出来事……。
時は2020年10月。各社が5Gサービスに本格的に注力する中、我が家は未だ3Gサービスのガラケー。3G停波の正式案内もきていたので、不本意ながらも今回の更新で流石にスマホに変更しようと家族で話し合っていました。更新時期も近づきショップに変更手続きに出かけるも、1回線だけ「更新時期がまだ来ていないので、今変更すると手数料が掛かります。」と……。
「はぁ??」……、3回線同時に移動して手続きしたのに何で??。
またしても『納得のいく説明は無し+手続きの記録も無し!!』との訳のわからぬ対応。終いには「5年前に手続きをした店員が退職したので分からない」とまで言ってくる始末。「今時、記録が残ってない!?」そんな事がある筈ないっしょ。これまたソフトバンク本体社員さんを巻き込んでの大騒動に。最終的には「無料に出来る方法がない訳ではありません」との『コイツメンドクセーナ』的な発言に嫌気がさしてソフトバンクを解約。
※移動体通信事業者(MNO)として販売現場への指導を怠っている事への責任については、ドコモ本体&ソフトバンク本体から苦しい言い訳ながら概ね納得のいく説明を受けました。
あくまでショップは別会社という逃げの法則で、責任を丸投げしてしまう業界体質には今でも大いに疑問があります。ちなみにショップでは、今も詐欺まがいの表記や説明は見受けられます(直営ショップも同様)。一般常識としての頭金って言葉を理解しているのでしょうか?。素直に販売手数料って文言に改めればいいのに……。税金と同じでとにかく分かりにくい料金体系を改める気はないらしい。その方が事業者本体もショップもお国も何かと都合がよろしいのでしょう。
(出典:僕の個人的なココロの声)
結局は格安系が最善か!?
今回こそauに乗り換えようかと考えましたが、どうせ3大キャリアは似たような対応だろうと勝手に判断して、格安系のMVNOを色々と検討してみました。
時間無制限の完全話し放題は必須!
『通話9.8割で、1回の通話時間が長い』 こんな利用を想定すると、完全な話し放題は必須条件。
実は僕の中でMVNOへの転出で一番ネックになっていたのはコレ。調べた限り格安系で完全話し放題を提供しているのは、日本通信(b-mobile)やY!モバイル、UQモバイル、HISモバイル、イオンモバイルなどでしょうか。料金プランは1ヶ月のデータ容量など細かい違いはありますが、ほとんど横並びで特出して安いところはありません。それでも3大キャリアの料金に比べるとやっぱり安いですね。
ヘビーユーザーの若者ではないので、通話品質や通信スピード・データ容量などはよっぽど酷くなければ特に気にはしません。ショップ窓口の塩対応には辟易していたのですが、近所に一応ショップ窓口があるUQモバイルに気持ちは固まっていきました。
最近やたらとCMやってる楽天モバイルってどうなの?
我が家のオヤジがブツクサ言ってます。サービスエリアなどの不安もあって、全く気にもかけていなかった『楽天モバイル』。新規参入組の一応MNOキャリア。「どうせ問題外でしょ」とは思いながらも、webサイトで確認してみると……「意外と悪くないかも…」
一年間料金無料や端末代金が実質無料になるポイントバックは置いておいて……。釣りなどで地方に出かける機会が多いので、最大の懸念はエリアの問題。これはauローミングのおかげで解決。
通話はほぼ無料無制限(※専用アプリから通話の場合)。データ容量は楽天エリアでほぼ無制限(※1日10GB以上の使用で3Mbpsの速度制限が掛かるらしい)、auエリアで使っても5GB/1ヶ月で超過後も1Mbpsの通信速度。僕や家族の利用状況に完全にマッチしていて月額2,980円(税別)と最安。
ネットでの評判がイマイチなのでちょっと不安もありましたが、物は試し。契約期間の縛りはないのでダメ元で楽天モバイルに路線変更しました。
結論として
乗り換え時に不安視していたエリアの問題、結果としてauローミングで今のところは全く問題ありません。釣りでかなり田舎にも出かけますが、北海道内での使用ならエリア的にはほとんどドコモと遜色なし。ソフトバンクより繋がります。僕的には通話品質は特に問題なし。通信品質(速度)も普通で特に問題なし。
専用通話アプリの使い勝手など細かい不満は多々ありますが、我が家は田舎なのに何故か楽天エリアのバリ圏内。通信状況もそれほど悪くはないし、テザリングも無料なので固定回線の光もやめちゃいました。結果として通信費は大幅に削減できましたし、今のところは大正解ですかね。
今後はauローミングの打ち切り状況や楽天エリアの拡大状況など見極めながら、無料期間の終了時にまた考えてみます。後出しの『ahamo』が現状の選択肢として一番の安定でしょうけど、大手キャリアをギャフンと言わせたい方で自宅が楽天エリアの圏内なら今のところオススメではないかと思います。何たって1年間無料でほぼ使い放題ですから。使用感や注意点などはまた近いうちに。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません